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表具師のブログ by 表装工房 季庵 RSS 1.0 of 表具店/表装工房 季庵/Blog anchor.png

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超不定期なBlog :p anchor.png

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最近書いたブログ anchor.png

 

古い掛軸の元々の裂地を使った仕立て直し表装 anchor.png

継ぎ立て・耳折りまで完了したところ, DSC02401_s.JPG
継ぎ立て耳折りまで完了したところ

巻きも綺麗に仕上がりました, DSC02402_s.JPG
巻きも綺麗に仕上がりました

先日の「古い掛軸の仕立て直し」の掛軸継ぎ立て、耳折ろまで完了しました。

縁幅が極端に細いリンポウ表具ということで、元々にきっちり収めるために細心の注意を払い作業を致しました。結果、綺麗に収めることができました。

こうして形にしてみると、やはり「古き物でもよいものはよい。」ということがよく分かります。

これで、また50年は大丈夫でしょう。

あとは、総裏を掛けて、しばらく貼りこみ、そして仕上です。床の間に掛けて頂くのが今から楽しみです。


 

なかなか味のある"布袋さま" anchor.png

dl.dropbox.com_%E5%B8%83%E8%A2%8B%E3%81%95%E3%81%BE.jpg

かなり古い作品ですが、書き下ろしのまま仮巻きになっていたのを、掛軸に仕立てます。

いかにも、懐の深そうな布袋さま。とってもいい感じの掛軸になりそうです。 :-)


 

古い掛軸の仕立て直し anchor.png

farm8.staticflickr.com_7161736704_3e8ac1ec0c_b.jpg

当初は、天地(上下)の取替えと総裏の打ち換えの予定でしたが、総裏を剥がす過程で、増裏肌裏が甘く所々浮きがあることが判ったので、一旦裏打ちを外し、また元通りに戻すことにしました。

本紙肌裏を打ち終えたところです。

リンポウ仕立てということで、元通りに納めるのは腕の見せ所です。

最近は、この作品のような軽いタッチの日本画が少なくなってきたので、貴重な作品をこうしてまた後世に残せるのも、表具のいいところです。


 

昔にあった顆粒状正麩糊・・・やっぱりないかな? anchor.png

Tag: 材料

10年ぐらい前までは、簡単に手に入れることができた顆粒状の正麩糊。

あちこち探していますがなかなか手に入れることができません。

成分が同じということで、粉末状のものを使っていたのですが、炊き上がりの状態が明らかに違うのです。
ネットで検索していたところ、興味深いページを見つけました。

  • studio a –Weblog– しょうふ糊

    「生麩糊」では「なまふ」でお麩になってしまうので「正麩糊」と書きましょうと、私の先生もことあるごとにおっしゃっている。

    しかし最近読んだ、川上行蔵という農学博士の「つれづれ日本食物史」第三巻の、「麩と生麩と漿粉(正麩)」という項に面白い記述があった。

    このようにして小麦粉からグルテンを採集した残りが漿粉であったが、グルテンとは実は麩の別名であって、グルテンは麩素ともよばれているのであった。その麩素を採集した残り滓の漿粉に近ごろ「正麩」の名を付けて呼ぶとは言語道断の話だと思う。それでなくても麩の関係の名称は混乱していて困っている。漿粉に正麩の別名を付けることは早急に中止してもらいたい。漿粉は麩の類ではない。澱粉である。

"漿粉" と書いて「しょうふ」製法からすると、しょうふのりは漿粉糊と書くのが正しいようです。なるほど。

ところで、このブログ主さんは、"日本画の画材店で購入する" と言われている。画材店を当たってみよう。

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結果、この近辺では手に入らない模様 anchor.png

この近辺の日本画材店に尋ねてみましたが、粉末のものはありますが顆粒のものはありませんでした。

では、麩を製造している麩屋さんに聞いてみたら何か分かるかも。ということで、数件の老舗の麩屋さんに尋ねてみましたが、そもそもグルテンを仕入れているということで、仕入先も工場生産しているので澱粉については分からないとのことでした。

残念です。とりあえず、粉末のものを使うことにしますが、引き続いて探してみようと思います。

このページをご覧になられた方で、「知ってるよ」という方がお見えになりましたら、ぜひお知らせください。よろしくお願い致します。


 

軸棒作り anchor.png

Tag: 作業
farm7.static.flickr.com_6196485969_72f6f348ce.jpg

掛け軸の軸棒を作ります。

掛け軸が仕上がった状態で外に見える部分=軸先を軸棒に取り付けて段差を削って平らに仕上げます。

軸先には穴があり、その凹に合わせて軸棒を凸に削り差し込んで接着します。

接着には昔は膠を使っていましたが現在では接着剤を使うことが多いようです。



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Princeps date: 2005-01-12 (Wed) 18:04:13
Last-modified: 2005-01-12 (Wed) 18:04:13 (JST) (2684d) by 表装工房
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