- ページ: 質問箱[2]
- 投稿者: muro
- 状態: 解決
- 投稿日: 2009-05-06 (水) 18:26:10
はじめまして。
いつも、楽しく読ませて頂いております、山梨の者です。
襖の下地について質問させて頂きます。
組子襖を新調するとき、骨組みははじめから組まれた状態で仕入れるのでしょうか?
それとも、全てバラになっている骨を問屋さんから仕入れて表具師[4]が組むのですか?
- muro さん、こんにちは。
襖の組子下地は、通常は表具師[4]が組むことはありません。
指物師という専門職がありますので、組子下地は指物師が作り、表具師[4]はそれに対して、下張りし、上張りを掛けていきます。
ただ、最近では、いわゆる「普通の襖」の下地は、工場で作られる簡易的なものがほとんどで、組子下地からきちんと手間を掛けて作られる襖は、よっぽど予算のある場合にしか製作しなくなってしまいました。
余談ですが、残念なことに日本という国は自国の伝統技能や伝統工芸を守っていこうという意識が低いようで、建築業界に係わらず全体的にそのような流れになっています。 -- 表装[6]工房
- ご回答、誠にありがとうございました。日本の伝統技術は良い事ずくめなのに勿体無いですよね。
また質問させて頂く事があると思いますが、よろしくお願い致します。 -- muro
- 伝統は守るではなく変化するもの。材料も人も。 -- chumonkagu
Last-modified: 2010-11-02 (火) 01:22:00 (JST) (4924d) by web-master
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