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TOP » 表装うぃき » calendar 表具店/表装工房 季庵/Blog/2007.08
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天候がすっきりしてきたので仕上げです anchor.png

Tag: 作業

このブログ、気付いたらずいぶんと長い間が空いていました。 :-P

今年の梅雨は、なんだかおかしな感じでした。やはり異常気象でしょうか。

梅雨明けしても、なんだかスッキリしない日が続き、掛軸の仕上げ作業ができませんでしたが、ここ数日やっとスッキリとして湿度が下がってきましたので、仕上げの作業をしています。

季節の区切りで「お盆までに」としてお預かりしている品が多いので、これから10日ほどは忙しくなります。 ;-)


 

法名の仕上げ anchor.png

Tag: 作業
DCF_0017_s.JPG

法名軸の仕上げをしています。 :-D この法名軸は東本願寺大谷派の様式です。

この法名は百五十代で、表具全体の仕上がりサイズは、高さ70cm・幅25cm 位です。通常の掛軸に比べて大きさが小さいのですが、表装に掛かる手間はそれほど変わりません。

私の工房では、小さくても通常の掛軸の表装と同じ工程にて、軸表装しています。

裏打ちは、確かに早く済みますが、継ぎ立ては同程度、仕上げは小さいので、かえって手間が掛かります。


 

古い額(書)の直し anchor.png

Tag: 作業

名古屋の書道家「岡本白涛」先生の古い額の仕立て直しです。

染み抜きも予定しているので、まずは表面に付いている異物を取り除きます。
ガラスなしで、長い間掛けてあったため、とりわけゴキブリやハエの糞がかなり付着しています。それをルーペとピンセットで、作品を傷めないように異物だけ取り除いていきます。

IMG_0437_s.JPG

染み抜き後の写真はこちら->2007-08-27

IMG_0435_s.JPG

細かい作業です。

IMG_0436_s.JPG

とりあえず、この部分は終了です。


 

裏打ちの紙を剥ぐ anchor.png

Tag: 作業

昨日の作品の染み抜きに先駆けて、染み抜きをより有効に行うため、裏打ちの紙を剥がして出来るだけ薄くする必要があります。

理想的には、すべての裏打ち紙を剥がして、本紙のみにするのがいいのですが、額装されていた場合は、作品表面が傷んでいる場合が多く、肌裏のみ残すほうが安全です。

ただ、額装の裏打ちは、濃い糊で裏打ちされていることが多く、めくるように簡単には剥がれずこのように指の腹で擦って薄くする手法を用います。

IMG_0438_s.JPG

しばらくすると指はこんな感じになります。 :-o

IMG_0440_s.JPG


 

古い額(書)の染み抜き anchor.png

Tag: 作業

2007-08-23 の書を染み抜きしました。今回は、あまり白くなり過ぎないようにとの依頼でしたので、若干色を残すように染み抜きを施しました。(写真ではちょっと分かりづらいかも)

とは言っても、その程度は勘のみです。薬品の濃さ、浸す時間・・・毎回とても緊張します。

IMG_0441_s.JPG

落款が見事に浮き出てきました。



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