#nopagecomment * 金襖の四隅のシワについて。 [#ad427e18] -ページ: [[質問箱]] -投稿者: [[ゲスト]] -状態: 解決 -投稿日: 2005-09-24 (土) 22:09:41 ** 質問内容 [#ed4ee981] こんばんは。神社仏閣、美術館、博物館めぐりが趣味の学生です。今日はじめてメールします。今まで、色々な襖や屏風絵を見てきて、疑問に感じたことを質問させていただきます。~ よく、金箔が貼られた襖や屏風の四隅に斜めに皺がはいっているところをよく目にします。この皺はいったいなぜおこるのでしょうか。箔が張られていることに何か原因があるのでしょうか。返信のほどお待ちしています。~ ** 回答 [#f41c65bf] -&areaedit(ucd:ezRCudYdQp.U,preview:5){その現象を人々はスミジワと呼ぶのです!どのようにしてこうなるのかといいますと、屏風や襖さらには扁額など下地が骨(格子状に木製の角材)で成形されているものなどで、木地が長年の乾燥により縮むことにより表に張られている物がたるむ現象(主に角の方に発生する) -- [[ゲスト 表装野郎]] &new{2005-09-25 (日) 00:30:14};}; -&areaedit(ucd:ewho6g78ib4A,preview:5){早速の返答ありがとうございます。木地の乾燥によるたるみが原因なんですね。視野が広がり、たいへんうれしく思います。ありがとうございました。この返信を拝見してまた一つ質問させていただきたいとおもいます。今回質問したようなスミジワを予防するために、なんらかの特別な技術があるのでしょうか。 -- [[ゲスト]] &new{2005-09-25 (日) 01:28:50};}; -&areaedit(ucd:ezRCudYdQp.U,preview:5){もちろん万全というわけではないのですが、骨組みの四隅に火打板をいれるなどの方法もありますが、やはりよくかれた(乾燥)木地を使用した骨組を使うことでしょう。ところで、古い屏風などに良く見られる傾向として骨組みが薄いものが意外と多く、現在のように増し釘(四隅打ち込む)が鉄製
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